The Ryokan Tokyo Yugawara
湯河原は「東京の奥座敷」みたいなことを言われたり言われなかったりするようで、ようは東京からちょっと足をのばしたところの温泉地をそんなふうに表現するみたいです。
東京からの行き方も結構豊富で
- 東京駅方面からなら基本は東海道新幹線で小田原で降りる
- 新宿駅方面なら小田急線
と言う感じです。自分の場合は井の頭線なんで下北沢で小田急線に乗っていきましたけど、町田の次の相模大野まで座れなかったので、下北で乗るのは井の頭線ユーザだけだと思います。渋谷からなら新宿から乗ったほうが楽でしょうね。週末の小田急は相模大野まで1時間ずっと混んでました。
小田原駅から乗り換えて湯河原駅についたらあとはタクシーか旅館の定時バスがあります。タクシーは1500円くらいです。
旅館の温泉は「源泉かけ流し」とのことでした。
源泉かけ流しについては「日本源泉かけ流し温泉協会」のマニフェストがありまして、主に次のようなものを満たしていると源泉かけ流しということです。
湧き出したままの成分を損なわない源泉が、新鮮な状態のままで浴槽を満たしていること
[加温と加水について]
当協会の加温と加水に対する見解は以下の通りです。
・基本はあくまでも“源泉100%”だが、入浴に適した温度にするため、泉質を損なわない範囲での最低限の加水・加温は 認める
・湯量不足を補うための水増し加水は認めない
こういう源泉かけ流しだとか温泉の良さについては、「そろそろ温泉行きたくなる季節なので、「いい温泉」の定義と、見つけ方、選び方の話をします。」というブログの記事がわかりやすくて参考になりました。
大人の原稿執筆パックとは?
大人の原稿執筆パックというのを用意しているということでそのプランを利用しました、内容は
- コーヒー飲み放題
- 湯河原源泉かけ流し
- 白黒プリンター使える(使わなかった)
- wifi
- 電源タップ
- 充電コード、アダプター貸出(部屋に置いてある)
- 卓上ライト貸出
- スタッフによる進捗確認(希望制オプション)
- スタッフによる感想のお伝え(希望制オプション)
「スタッフによる感想のお伝え」オプションっていうのはすごく気にはなるんですが、小説とかの一般書籍じゃないと選択しないパターンですね。私小説とか書いて読んでほしい気持ちもありますが自分の場合は技術同人誌という読む人を選ぶやつなんで選択しませんでした。あと進捗確認オプションも何がどうやってくれるのか想像できないんで選択しませんでした。
宿泊期間は週末の2泊にしました。なんでかっていうと1泊だと夜にチェックインして朝帰るみたいなことになるので、2泊にすることによって、2日目の朝に温泉に入ることもできるわけで絶対1泊よりは2泊のほうがいいと思いますねーこれ。あと1泊だとチェックインは16:00からなので、コーヒー飲み放題でも飲んでる時間って少ないんですよね。2泊なら2日目に朝からコーヒー飲んでりゃだいぶ違うと思います。
ここが良い
1泊目の晩飯うまい
基本的に泊まっているあいだのご飯は出るんですが、1拍目の晩飯はブランド豚のとんかつということでマジで旨かった。衣が少なめで肉の良さが出てました。
ビールはDaydreamという柚子を素材に使ったクラフトビールにしました。素材が素材だけに和食にあうというのも良いポイントでしょう(ビールなどは宿泊料には含まれてません)。値段は1/2パイント550円くらいだったかな。
ただ、この晩飯を18:30くらいに食べると成人男性には量が多いわけではないのでお腹減ると思います。自販機は2Fにあって、そこで柿の種が入った自販機やら缶ビールもあります。
4F建てでエレベータはないんですが、中二階みたいな感じの設計になっていて移動は楽です。
部屋
部屋は八畳だったような気がします。写真をほぼ撮っていませんでした。
ただ和室でノートPCに向かって長時間作業するのはあんまり向いてないかもしれないですね。ベランダに机と椅子がある部屋だったのですが、12月で寒くなってたのでできませんでした。
二日目
朝食は焼き魚と10種類の小皿でした。最高。こういう色んな味が楽しめるの凄く良いです。
ちなみに、旅館のカフェスペースでご飯がいただけます。
おしゃれはおしゃれなんですが、ビーズクッションなのが自分は戸惑いました。あんまりビーズクッションに慣れてないので、ちゃぶだいに向かってどう座ればいいのかという感じです。
そして、だいぶ後で気がついたんですが、カフェスペースには座布団もあるので言えば座布団貸してもらえるかもしれませんね。
朝飯のあとに散歩することにしました。
旅館は山の中腹にあって、かなり坂があります。朝食の前後に散歩して温泉入ってそれから執筆してみようという計画。
で、とにかく坂が多い。
こういう坂を自転車でダーっと下ってヘアピンカーブをぐっと曲がったらすごく楽しそうですね。
この坂を下ってく先は温泉街という感じです。
下ってきた坂をまた登ったりして、そっからもちろん温泉です。午前中の時間は9:30までだったかな。
温泉入ってから執筆を開始。
そして昼飯ですよ。
昼飯はカレー。最高。疲れて温泉入ってグダってからのカレー。最高。
どう最高だったかというと、みなさん高校生ぐらいのときに午前中の体育で水泳みたいな時間割あったと思うんですけど、そのあと数学の授業やってからの学食で食べるカレーみたいな、もうね。それぐらい旨さがのってる感じでした。
午後からはコーヒーの飲み放題でアイスコーヒーお願いして4杯くらい飲んだと思います。
晩飯
晩飯は唐揚げ(竜田揚げ?)だったような気がします。それよりもやっぱり別料金クラフトビール選べるのでホワイトエールにしました。1日目のdaydreamも良かったですが、唐揚げと合うビールらしさってなんだろう、小麦感、麦芽感?みたいな選択をしたようなしなかったような気がします。
クラフトビールは部屋に持って飲むのも良しです…。
朝飯
二日目の朝飯は魚のみりん干しと納豆でした。納豆久しぶりに食べたな。
書いた本
RxSwift研究読本2という本を書いていました。RxSwiftの使い方やなぜそのような使い方が効果的なのかということをRxSwiftのコードを解説しながら説明していく本です。シリーズ2作目ということなんですが、この2作目では異常系の処理について述べています。
RxSwift研究読本 2 エラーハンドリング編
https://swift.booth.pm/items/1121167
ちなみにどうやって自分が書いているかというと、技術的な内容は書きたいことはいっぱいあるんですが、せっかくなので体系的に最初から読んでいけば分かるようにしたいので、マインドマップを雰囲気で使っています。
自分のやり方としては、マインドマップには思いついたことを連ねて描いていくノード(上の図なら左の緑のノード)と、体系的に本文に組み立てていくノード(上の図なら右側のノード)を用意して組みててていくのがやりやすいです。
例えば「リアクティブシステム」は「リアクティブプログラミング」と直接的には関係がないんで説明する必要がないんですが、そういうことも思いつきノードに連ねておいてあとで本文ノードに付け変えて直接的には関係がないという話をコラムに書くと整理されるので、読者に良い反応をいただけたりもします。
ちなみに、RxSwift研究読本 1 入門編もすでに公開されています。
次行くなら持っていくもの
次行くなら、持っていくものとしてHDMIケーブルがあればテレビとmacbook proを繋げられると思います。部屋のテレビはHDMI端子ありました。予約する前に問い合わせたら良いかもしれません。
感想
旅館でクラフトビールが飲めるのは期待していなくて最高でした。
あとは執筆パックという名の通り、執筆作業を目的としていたんですが、1泊だと短すぎて2泊が長いという気もしました。2日目の夜はやることやったらもう家に帰って寝たほうが快眠できるのでは…と思ったりしたので早めにチェックアウトするというのもありかもしれないですね。そういうのも東京に近いメリットかなと。
おまけ: 予約前にどういうこと?と思ったところ
以降は自分がおやー?と思ったところを書いておきます。この記事を見て予約する人もいるかもしれないし。
公式ページからは見つけづらい大人の原稿執筆パック
公式Webページから「大人の原稿執筆パック」に新着情報から行こうとすると「卒業執筆パック」のフォームにリンクされてしまっているのが分かりづらかったですね。
トップページはこれ↓
このトップページにある「新着」内容がカルーセルになっていて自動でメニューが切り替わるんですが、
その「原稿執筆パック」から「もっと見る」を選んだら「卒業執筆パック」のフォームに飛んでしまってリンク間違ってると思うんですよね。というか原稿執筆パック自体が終わってるんならカルーセルの新着から消しておいてほしい。
目的のプランを調べたり選んだりするためには、公式ページから「予約する」っていうリンクがそこかしこにあるのでそこからすべてのプランが分かるページに行く必要があります。
↓このページがすべてのプランがわかるのでここをスクロールして探す
とにかくトップページの「予約する」から辿っていけるので頑張ってください。
「原稿執筆パック」というキャッチーな用語からググってたどり着いた人からしたら、かなり分かりづらいです。トップページのリンクは「予約する」じゃあなくて「予約のためのプランを探す」って感じの文言もしくは「予約プランを見る」のほうがいいんじゃないですかね。